地方分権時代の行政は、住民1人ひとりが自らの判断において市政に参画することができる市民主導型が理想であると考えております。納税者である市民は、言わば民間会社なら株主であります。より市政に参画する権利を行使していくべきでありますし、市民一人ひとりの意識改革が、市政の発展につながっていくと確信しております。そして、住民が、行政に対し積極的にアプローチできるよう橋渡しするのが議員の使命であると考えています。
今金沢市は北陸新幹線、金沢港、環状道路網等々の整備が大きく前進して参りました。北陸新幹線は3年後に金沢開業いたします。それを見据えた魅力ある賑わいある街づくりが最重要課題でありますし、政令指定都市移行や今世紀の主要なテーマであります「福祉・教育・環境」の分野にも積極的に取り組む覚悟であります。
地元関連では辰巳ダム建設はじめ、上下水道の布設、工学部跡地利用の問題、県境を越えた金沢井波線、金沢湯涌福光線(医王山トンネル建設)等々に全身全霊を打ち込む所存であります。
新たな時代を担う子供たちの教育こそ、最重要課題であり、地球温暖化や水質・大気汚染などの環境諸問題に積極的に取り組んでいかねばならなりません。今私たちが出来ることを長期的な視点で見据え、適切な施策を行なっていく必要があります。百年後、千年後には、私はこの世にはいません。しかし、金沢のまちは永遠に存続していくのです。